既に建っている家の基礎をどうやってつくるのか。原理は簡単です。が、めっちゃ大変です。
まずは家を支えている柱の補強をしましょう。外壁でおおわれている場合は柱が見えるところまで壁を取ります。するとおそらく石の上に柱があるはずです。ついでに柱と柱の間の木もとっぱらいます。
補強する際は基礎の幅を考慮して補強する仮の柱の位置を決めましょう。後で型枠を設置するのである程度の幅がないと型枠が入らない…という悲しいことになりかねません。
ドリルで柱と補強用の柱に穴をあけ、ボルトでしっかり固定します。固定出来たら元の柱を捨てコン+基礎の高さ+土台+基礎パッキンを考慮して切断します。
切断出来たら土台を渡します。更に土台の下、ちょうど柱の下に位置するように基礎パッキンをビスで固定します。
場所にもよりますが、捨てコン用の型枠を設置します。捨てコンは基礎の下、凸の下の部分と思ってください。ある程度の深さ(まあ大体5センチくらいか?)があり、ある程度たいらであれば捨てコンを流しましょう!
もともと基礎に使われていた石が動かしづらい!という事であれば取り出さず(深さが取れれば)、セメントを流す前に石を水洗いします。
そしてこいつの出番が来るわけです!まぜ太郎!
手で練るなんてもってのほかです。死にます。まぜ太郎めっちゃ優秀。無駄にまぜ太郎って言いたくなる。ありがとうまぜ太郎。
140ℓのまぜ太郎を購入し、大体セメント半袋・砂:砂利を1:1でまぜてます(たしかプラ船1杯(;^ω^))。
まぜ太郎から一輪車に流し、スコップで流していきます。(道が広ければ一輪車のままいける)。
地面に突き刺せれば基礎補強用の鉄筋を立てます。倒れそうなら上手く固定して立ててください。とにかく何とかしてくれ。
鉄筋は異形鉄筋SD10(D10)という規格のものです。
こんな感じで捨てコンを無事流し終わりました。季節にもよりますが、2,3日もすれば固まると思います。完全に固まったら型枠を外しましょう。